[アンチエイジング]
美容鍼灸－美容鍼灸とは？－

美容鍼灸とは？

　美容鍼灸とは鍼灸の効果を美容（美顔）の面に応用したものです。

　とは言っても、実のところ、もともと鍼灸の根幹をなす東洋医学の世界では、「五臓六腑が元気で、全身の気血の巡りがよい健康な状態であれば人は自然と美しくあるもの」と考えられており、通常の治療の中でも顔の色や表情等を診察の中で見ているので、元々"病気治療"と"美容"の間に明確な線引きはありません。

　実際、治療をしていると「肌の色つやがよくなった」「最近化粧ののりが良い」なんて事は当たり前に聞こえてきます。

　鍼灸自体がアンチエイジング的な効果を持ちますので、もともと鍼灸治療は美容にとってもプラス効果の高い治療法なのです。

＜　施術前後での比較　＞
治療の直前・直後の比較です

＜30代＞施術前→施術後。
顔全体のむくみがとれ、アゴのラインがスッキリとして、
小鼻も小さくなり、目も開き、全体に小顔になっています。

　美容の面で気になる物には、「肌荒れ」「乾燥肌」「脂性肌」「くま・くすみ」「しわ・たるみ」「むくみ」「しみ」「にきび・吹き出もの」「脱毛症」「肥満」などの症状がありますが、これらは全て、東洋医学的には“未病”といって病気の一歩手前の状態と考えます。また、当院で行っている積聚治療の考え方で見ても、全て病の原因である“冷え”が背景にある症状ととらえられます。

　つまり、これらの症状は一般的には病気とはなかなか見なされませんが、鍼灸の世界から見ると、全て治療の対象と考えられるのです。

　その効果を積極的に美容に応用し始めたのはどうやらアメリカの鍼灸業界のようで、ハリウッドスターがしわをとる為に行ったボトックス（ボツリヌス菌を皮下注射する）や、リフトアップのために顔の皮膚を外科手術によって糸で引き上げるといった手法の代替手法として発展したもののようです。
　美容鍼灸は、取り入れてみるとボトックスや整形手術よりも安価で安全で比較的効果も高かった為に、アメリカではハリウッドスターから火がつき一般にも広く普及した様です。