積聚治療で冷えを取る 鍼灸(はりきゅう)専門治療院 本町北はり灸院(鍼灸院(針灸院):富山県富山市呉羽町住吉744)

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足湯のススメ

 冷えの解消に手軽で効果的な足湯をお薦めします。

用意する物

バケツ、タオル、入浴剤、差し湯、バスマット、腰高のバスチェア、飲料水 等

・バケツは四角い物があれば便利。30cm角程度でふくらはぎまで湯に浸けられる高さがよい。

・風呂場で行う際には、腰高のバスチェア(老人用・介護用など)を用意しておくとバケツとの高さが丁度合うので便利。

・入浴剤は保湿効果を求めてのもの。もちろんなくてもよい。

・差し湯は50度程度で、直接足にかかっても火傷しない程度のお湯を用意。浴室で行う場合は、蛇口の下にバケツをおいて足湯を行えば、蛇口から直接お湯を注ぐことができるので便利。

・バスマットは、居間や寝室などで足湯をする際に、床を汚さない為のもの。バスタオルで代用してもよい。

・飲料水として500mlのペットボトルにお水やスポーツドリンクを入れて手元に持っていると良い。

足湯の方法

足湯

 42度〜43度程度の、ちょっと熱めのお湯を、ふくらはぎがつかる程度までバケツに入れて、20〜30分程度入浴します。

 途中ぬるく感じる場合は、差し湯をして適当に温度を調整して下さい。

 体調に異常を感じなければ、うっすら汗ばむ程度まで行って下さい。あまり時間にしばられる必要はありません(ただし、やりすぎは禁物。長くても40分以内程度と思って下さい)。

 途中で「動悸がする」、「息苦しいなど」、のぼせ症状や湯あたりの症状が出たら、即座に中止して、水分を十分に補給して休んで下さい。

 心臓が弱い方、高齢の方は20分以上はしない事を目安にすると安全です。

 浴室で行うのが一番便利ですが、冬場は十分に室内を保温していないと返って身体を冷やします。(事前に暖房装置を持ち込んで室温を上げるなどしておくと良いでしょう)。

 冬時期は、バケツを運ぶのが多少面倒ですが、できれば居間などの温かい場所で行う方が良いでしょう。

 入浴後は濡れた足を良く乾かし、なるべくすぐに靴下を履くようにして下さい(足を湯冷めさせない為に)。

 あまり汗をかかなかった場合も、自分では感じていなくても汗をかいているので、必ず乾いたタオルで全身を拭き、肌着を着替える事を習慣にして下さい

 汗を残しておくと返って身体を冷やしてしまうので、汗の始末は必ず行わないと足湯の意味が無くなってしまいます。

 毎日行うことが効果的です。夏場は倦厭しがちになりますが、「熱くて嫌だ」と感じる方ほど身体が冷えていることがあります。夏は冷房などで返って身体を冷やしている事も多いので、冬場以上に積極的に行う方がよいでしょう

 入浴時間が短い、シャワーだけしかしない場合などは、入浴前に足湯をして身体を温めておくと、身体を濡らして冷えを招いてしまうリスクを回避できます。

 毎日、根気よく続ければ、軽い症状なら治ってしまう事も多々あります。慣れるまで多少面倒でしょうが、安価で非常に効果的な健康法ですので、是非実践されることをおすすめします。