▼当たり前の話ですが、冷たい食べ物は身体を冷やします。
▼冷たい食べ物は、食べ物自体の冷たさが体温を奪うだけでなく、胃腸の働きを鈍らせ、消化し辛い環境を作ってしまいます。
▼また、冷やされた体内の温度を上げるために余分なエネルギーを使うことになりますので、身体を治そうとしている人にとっては、これも養生の足を引っ張る原因になります(余談ですが、「食べ過ぎ」も消化に余計なエネルギーを使うので避けた方が良いです)。
▼冷蔵庫で冷やした冷たい食品や柑橘類、南方原産の果物(*1)などはさけて、出来るだけ身の回りの地域で採れた物や、北方原産のお野菜(*2)、ショウガやネギなどの身体を温めてくれる物を食べることを心がけましょう。
*1 常に気温が高い地域で採れる果物には身体の熱を取って冷やす性質の物が多い。
*2 寒い地域の食品や料理には、身体を温める作用が高い物や、冷やしにくい物が多い。
▼なお、お酒を飲まれる場合は、深酒をせず、ほどほどでしたら身体を温めてくれます。ですが、お酒は醒める時に身体の熱を奪うものなので、深酒をすると元々持っていた体温まで一緒に醒めてしまって返って冷えてしまうので、適量を心得て飲む事が肝心です。
▼できれば冷たいビールよりも、熱燗や芋焼酎のお湯割り等の方が身体を温めるには適しています。
ポイント
●冷蔵庫で冷やした冷たい食品や柑橘類、南方原産の果物などは避ける。
●身の回りの地域で採れた物や、北方原産のお野菜、ショウガやネギなどの身体を温めてくれる物を食べる。
●食べ過ぎない(消化に余計な力を使わない)。
●深酒は身体を冷やすので、お酒を飲むときは程々に。
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