▼ここで言う<仕事>とは、労働だけを指すのではなく、家事や勉強・部活動、その他趣味の活動など「遊び」として意識される物等、全ての活動を指します。
▼仕事をすると、どんなに元気な人でも疲労します。
▼ですが、元気がある健康な人は、多少疲れても十分な回復力を発揮する事ができるので、適度な休息をとる事で、毎日の疲れをためずに過ごすことができます。
▼ですが、すでに痛みなどの辛い症状が現れるほど体が疲れて(冷えて)いる人は、回復力も衰えていますので、健康な人よりも、疲れがとれるまでには時間がかかります。
▼そのため、一晩寝たくらいでは疲労がとれず翌日に疲れを残してしまい、疲れの為にさらに疲れやすくなっている身体で仕事をする事で、どんどん疲れをためて行く悪循環にはまります。
▼この悪循環の輪を断ち切るには、仕事の合間にこまめに休息をとり、限界まで疲労した体で仕事をしないように心がけることが大切です。
▼また、疲労を意識するだけでなく、疲労する仕事を重ねて行わないという点にも注意する必要があります。
▼具体的には、旅行から返ってきて、そのまま洗濯や掃除などの家事を始めちゃうお母さんとかっていますよね?「旅行」で肉体的な疲労があるのに、「家事」という疲労をそこへ重ねてしまうと、身体にとってはやはり重い負担になっています。
▼「一家の主婦には疲れていてもやらなきゃいけないことがある」というのは分かりますが、それは元気な人に言えることで、養生が必要な人はそんなことしちゃいけません。
▼また、自分の身体を知ることが重要です。
▼元気な状態、疲れた状態、病気の状態など、普段の自分の身体の状態を把握しておくと、異常が起こった時に速やかに気付くことが出来きます。
▼また、どうしても若さあふれる全盛期の体力を自分の肉体の限界だと思い込んでしまいがちですが、40代に入ってからも20代の頃の体力を維持していると思うのはちょっと過信しすぎです。
▼そもそも、成人して肉体が完成するまでは、日々体力は向上する一方です。子供が元気過ぎるほど元気なのは、疲労の回復どころか、そもそも成長力が働いている為だと考えてみて下さい。
▼それに比べて、成人した大人は、成長力を失ってしまう分だけ、10代の頃よりも明らかに回復力が衰えます。さらに、年齢を重ねるとその回復力も衰えて、徐々に老化して行くわけです。
▼それなのに、いつまでも自分の身体が20代の最盛期まま動くと過信してると、過労で倒れたり、無理をした結果ケガをしたりという痛い目にあいます。
▼できれば、そういう痛い目にあう前に、自分の体力的な限界を見定めて、大事に身体を使うようにできれば、大病との縁が遠のいて行くでしょう。
▼自分の体の限界を把握して、こまめに休息をとり、体に無理をかけすぎないように仕事をする事が、元気に日々を過ごす秘訣です。
ポイント
●限界まで疲労した体で仕事をしないように心がける。
●疲労する仕事を一度に重ねて行わない。
●自分の身体(普段の状態・体力の限界)を知っておく。
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